アロマオイル・エッセンシャルオイル(精油)の使用上の注意点

アロマオイル・エッセンシャルオイルは、今では様々な場所で活用されています。海外と違い日本では雑貨扱いのため購入方法もアロマ専門店だけでは無く、雑貨店、ネット、100円ショップなど、様々な場所でアロマオイル、エッセンシャルオイルという名で簡単に入手できる様になりました。
使い方も何も難しいことはありません。
大地の恵を濃縮した、たくさんのあるエッセンシャルオイル(精油)の中から自らが求める好きな香りを嗅ぐだけで身体にも心にも作用します。
しかし、忘れてはならないことがあります。簡単に購入できる&使用できる反面、植物の恵をギューっと濃縮した一滴は心にも身体にもダイレクトに働きかけるのです。
使用する前に、注意する点を自ら覚えておくことは、アロマオイル・エッセンシャルオイル(精油)を使用するにあたってとっても大切なことだと思います。

【扱う上での注意点】
①火気に注意しましょう。
→精油は引火する可能性があります。
②内服や飲用はしない。
→海外では専門家がエッセンシャルオイル(精油)の内服を勧める場合もあるが、日本では精油の内服は勧めていません。
③点眼しない。目に入らないように注意する
④原液を肌に直接塗らない。
→エッセンシャルオイル(精油)は抽出されるときに自然の状態よりかなり濃縮されています。皮膚についてしまったら直ちに大量の水で洗い流しましょう。
⑤子供やペットの手の届かない場所に保管しましょう。
⑥キャップをしっかり締め、高温多湿をさけ冷暗所で保管しましょう。
→精油成分は、湿度・温度・紫外線・酸素(空気)によって劣化していきます。揮発性も高いのでしっかり締める。

【注意が必要な人】
※お年寄り、既往症のある方
→医師や専門医に相談して使用するよう心がけましょう。
香りに対して反応しやすい場合があります。本人が不快な場合は無理に勧めず部屋の換気などをして空気の入れ替えをする。
沐浴で精油を使用した場合は、すぐに洗い流す(精油量も半分以下)
※乳幼児(3歳時未満)
→子供に行う場合は3歳以上であっても体重に合った量を超えないように注意する。子供は臓器が未熟のためダイレクトに影響を受けやすいからです。抵抗力も弱いので体調を崩す場合があるため。3歳未満に使用する場合は芳香浴のみとする。(肌に触れる方法は避ける)

【エッセンシャルオイルを用いて行うアロマテラピーとは】
天然の素材であるエッセンシャルオイル(精油)を選びましょう。
合成オイル(ポプリオイル エッセンスオイル ハーブオイル)等と混同しないように注意することです。

【エッセンシャルオイル取扱い方と保存方法】
エッセンシャルオイルは正しく使えば人に良い影響を与えると思います。しかし、使い方を間違えると残念ながら害を及ぼすこともあります。取り扱い方と保存方法も自己責任になりますのでよく確認してから使用しましょう

①瓶のふたの開閉はきっちり最後まで。すぐにふたを閉める習慣をつける。
エッセンシャルオイルは揮発性が高いので、ふたを開けっ放しにしておくと揮発が進んでしまい、劣化の原因にもなります。(酸化)

②エッセンシャルオイルは瓶をゆっくり傾け一滴ずつ落とす。
よく落ちてこないからと言って瓶を振ってしまう方がいます。エッセンシャルオイルは落ちる速度が速いもの(例えば柑橘系の精油など粘性が少ない)物と、なかなか落ちてこない(例えばベチバーやベンゾインなど粘性の強い)ものがあります。
瓶をゆっくり傾け 自然と落ちてくるのを待つのもアロマテラピーの楽しみの一つにしてください。

③皮膚には直接原液は使わない
何度も記載していることですが、とっても大切なことなので何度もお伝えします。
エッセンシャルオイルは濃縮されているため直接皮膚に塗布することは避けてください。塗布する場合は必ず希釈してから使いましょう。濃度は協会によって異なりますが、1%濃度以下が基準です。顔に使う場合は0.5%濃度で。お子様やお年寄りに使う場合は体重・体調に考慮し少ない量から使用するようにします。
一つのエッセンシャルオイルでも効果がありますが、複数のエッセンシャルオイルをブレンドして使用することもできます。しかし、その場合も合計滴数が1%になるように気を付けましょう。

④手についたらすぐに洗い流す。
これも何度も言っていますが大切なことです。瓶のふちについたりしたらティッシュなどで拭き取りましょう。アルコールを含ませてふくのが良いと思います。

⑤風通しの良い冷暗所で保管しましょう
エッセンシャルオイルは紫外線・温度・酸素などの影響で劣化します。大げさに言うと開けたその瞬間から劣化が始まっているのです。ですから少しでも劣化の速度を遅らせるために保存方法も注意する必要があります。直射日光は厳禁です。風通しの良い冷暗所に保管します。これはエッセンシャルオイルだけに限らず、ハーブウォーター(芳香蒸留水)やクラフト作りしたものでも言えることだと思います。そして、火気や湿気にも十分注意が必要です。

⑥保存期間
エッセンシャルオイルは立てて保管しましょう。横にして万が一蓋がきちんとしまってなくて漏れてくるのを防ぐためもあります。
エッセンシャルオイルの品質の保持期間は未開封なら2年~5年が目安です。開封したら約1年程度です。ただし、劣化の進み具合や、柑橘系のエッセンシャルオイルは劣化が早いため3か月~6か月ぐらいを目安に使い切るようにしましょう。特に皮膚に塗布する場合は香りを嗅いで異常がないかを確認する必要があります。

【最後にクラフト作りに関して】
エッセンシャルオイル(精油)を使用して自分で作った物は自己責任で使用・保管するようにしましょう。
使用するエッセンシャルオイルも、合成オイルなどではなく天然のエッセンシャルオイルを確認してから使用しましょう。
自分で作った化粧品は密閉でき遮光性のある容器に入れて保管します。変質する恐れがあるのでプラスチックやビニールでは無くガラスや陶器などがおすすめです。
そして、クラフトの使用方法も自己責任です。
同じ物を作って使用しても、その日の体調により肌に合わない場合もあるかもしれません。
その場合は、自ら使用を中止することです。必要に応じて専門医に相談しましょう。